マンションに帰ると二人はどちらからともなくキスをした。
「慧・・・いいかな・・?」掠れた声で龍星が聞いた。
慧は真っ赤になって言った。
「龍星さん・・・俺・・・経験がないから・・・でも・・・。」
慧のセリフは龍星のキスに阻まれた。
龍星は、慧を優しくバスルームに連れて行くとキスをしながら慧を洗い始めた。
「だめぇ・・・龍星さん・・自分で洗うよ。」
「慧、今日は私が洗いたい。」
肌が敏感になっている慧は少しの刺激でも声が漏れてしまいそうで唇を噛みしめる。
「慧・・唇の形が悪くなってしまうよ。私に慧の全てを聞かせて。」
耳元で囁く低く甘い声に慧は翻弄された。
「龍星さん・・・から・・・だあついよ・・・。」
龍星は耳元でクスリと笑い、慧を軽々と抱きあげるとベッドへと運んだ。
慧の体は上気してピンクで、潤んだ目で龍星を見あげる。
「ふふっ。可愛い。」
龍星が角度を変えながら慧の体中にキスの雨を降らせ、
慧の楔を舐める。
「あ・・・・ああああぁ・・・。」
慧は厭々と首を振り口元を押えると龍星はその手を押さえつけた。
「慧・・身をありのままに任せるんだ。」
龍星はそう言いながら、慧を吸いあげる。
「龍星さん・・・そんな・・汚い・・・ああ・・・・だめ・・・。」
慧は真っ赤になりながら熱いものを出す。
龍星はゴクリと喉を鳴らして慧のものをのんだ。
「いやーーん」慧が顔を両手で覆う。
「慧のものが汚いわけないだろう?」
龍星はそう言いながら体中にキスをしながら、
ローションで蕾を濡らし、指が入ってくる。
「龍星さ・・・ん・・・はぁあああん・・・恥ずかしいよ。」
慧が涙をためながら言う。
「可愛い・・慧・・・。」
龍星はそう言いながら蕾をチロっと舐めあげる・・・
「だめぇ・・・・・。」
体の奥からさっきとは違う気持ちが押しあげる。
「あ・・・ん・・・だめぇ。」慧の喘ぎ声が響く。
「慧・・綺麗だよ。もっと見せて。」
龍星は優しい言葉を掛けながら丹念に慧の蕾を舐めあげ、
指をいれてほぐす。
「あ・・・・・ぁ・・・・・俺・・・・・変・・・・こんなの・・はじ・・めて・・。」
「変じゃないよ。・・力を抜いて・・私を見て・・。」
龍星は慧の上に覆いかぶさりながら言う。
慧は、切なげに龍星をみつめる。
「あああぁぁぁああ。龍星さん。」
「入れるよ。慧・・力を抜いて・・。」
「りゅうせい・・・さん」
慧が潤んだ目で見あげながら龍星の指に自分の指を絡める。
龍星はクスッと微笑みながら慧の額にキスをして
ぐっと大きな楔を慧の中につきたてる。
「いたぁあああ・・・・。」
龍星は根元まで突き立てると動きを止める。
「慧・・・大丈夫・・・。」
「うっ・・痛いけど・・龍星さんの大きくなっている・・・。」
龍星の楔が自分の中で脈打っている。
「うっ・・慧・・息を抜いて・・私も溺れそう・・・。すごく気持ちいい。」
そう言いながら静かに龍星が動く。
「りゅ・・せい・・・・さん・・・・もらって・・俺のすべて・・・・。」
「慧・・ほら・・1つになっているでしょう・・・・。感じる?」
「うん・・・うん・・・・」
次第に慣れてきたのか、快感が慧の体を駆け巡る。
「あ・・・っ・・・・」
龍星の突いた一点で嬌声が漏れる。
「慧・・・ここ気持ちいいですか?」
「あ・・・・・・ん・・・・。」
慧はコクコクと頷いた。
龍星は、そこを重点的に責める。
「あっ・・・りゅう・・・・・りゅうせいさん・・・・だめ・・・・。」
慧は静かに意識を手放した。
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