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 ■ナバラーンシリーズ

 ナバラーンの世界観  登場人物 眠る君へ・・ 君と共に・・ 短編集



〜金の龍が作った国・ナバラーン〜



大昔、金の龍(リュートアルト・ラン・ナバラーン)が国を作った。

そして、自分と同じ形状で八種の龍を作り、それぞれの龍に特性を与え、

自分は龍王としてこの地を治めた。


しかしながら、龍王は、常に身の寂しさを感じていた。

八種の龍は、妻を娶り子を為していたが、

自分には、さらけ出す存在、心休まる存在がいない。


だから、そのような存在をナバラーンで捜し求めようと思ったが、

この世界で見つけるということは

選んだ龍の地位をあげることにもつながる。


悩んだ龍王は、しばらく休息を取り、

魂の存在で異世界で恋人を探し

その恋人を自分の世界に招き入れることにした。


そして、異世界で数人の恋人を得た龍王は

その恋人をナバラーンに招きいれ、

その中でも一番愛しい存在であった(加納貴雅)を妻とした。



その時連れてきた人の子孫がこの世界の人ということになる。

何代もの龍王がそのようなことを繰り返し、人の人口が増え、龍と人間の

格差も問題のひとつにあげられている。


また、各龍達も様々な問題で混沌としている。

ここ数代は龍王は、ナバラーンの貴族の者から花嫁を娶っていたが、

当代龍王は、唯一の者をさがすべく、眠りについた。





基本は、それぞれの龍が治めているが、どの国にも龍族・人間が入り乱れている。
治める龍によってそれぞれの特色がある。




アシュタラ

ナバラーンの東の国蒼龍が治めている。
ナバラーン最高の教育機関や病院がある。
研究所には、色々な龍や人が働いている。


ブライデン

ナバラーンの北の小国 闇龍が治めている
とても寒く、人口は少ないが天然資源は豊富。
動物もたくさん住んでいる。


アイール

ナバラーンの南の国。黄龍が治めている。
商売が発達しており、実力主義。
大きな市場がたくさんある。

チェルダニア

ナバラーンの山岳地方の国。桜龍が治めている。
領土は広いがほとんどが高い山に囲まれ
人口は少ない。領土の70%が修道院。
その中心にセントミリュナンテという総本山で
巨大神殿がある。

グリュックバルト

ナバラーンの海の国。翠龍が治めている。
翠龍の城は海の中にあるので
他の龍は訪れることができない。


リャオテイ

ナバラーンの中央法という法律の立法機関、
刑務所・役所で成り立っている国。
現在は紅龍と共同で警察のような機関を
作ろうと力を入れている。

シャードファイア

紅龍の治める国。戦につぐ戦で国土の8割は
砂漠になっている。同時に紅龍は龍王の直轄地
ナバラデルトに不審な者が入らないように見張っている。
なので、全人口の95%が紅龍。

ナバラデルト

龍王の直轄地。周囲を大きな壁に阻まれた城郭都市。
中は、龍の居住地区。人の居住地区に分かれている。
同時に龍王を主とする城と花嫁を主とする人の城も
分かれている。人の政治形態は貴族制で
龍王の花嫁を輩出した貴族が力を得る。



 



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